宿に置く、お気に入りの本のご紹介です。
今回は、小川糸さん著「ライオンのおやつ」。
小川糸さんは「食堂かたつむり」や「ツバキ文具店」シリーズも好きなので、新聞の新刊紹介欄でこの本に出会ったときは、ビビッと(笑)来ました。
図書館にあるか調べたら、76人の予約待ち💦
とりあえず予約を入れてみましたが、何年かかるかわからないし(笑)、本屋さんで見かけるたびに早く読みたくて我慢できなくなったので、購入しました。
タイトルと装丁から、もう絶対大好きになること間違いなしと確信。
読んでみたら、まさにその通りでした。
1日1日をきちんと生きることの大切さ、誰にでも訪れる死を迎えることについて考えさせられ、自分の中で何かが変わった気がします。
小川さんの「読んだ人が、少しでも死ぬのが怖くなくなるような物語を書きたい」と執筆したこの作品。
シアワセであるほど、やりたいことがいっぱいある人ほど、そして、大切な人と離れたくないという気持ちが強いほど、死は怖いと思います。(私もそうです)
その気持ちが、少し軽くなります。