建築設計が始まりました。

建築設計の第一案をいただきました。

この、表紙に書いてある文字を見ているだけでドキドキします。

これを基に私たちの希望や理想をお伝えしました。

今まで各地で泊まって「こうだったらいいのにな」と思ったことを反映し、何よりお客さんがくつろげる空間にしたいと思っています。

着工は5月のゴールデンウィーク明けの予定です 。

宿周辺のお店~いぐパン・アルプスタイルカフェ~

何せ現在は埼玉・川越在住のため、池田町含め安曇野エリアや近隣地域の情報に詳しくありません。

でも、宿がオープンしたら、近隣の素敵なお店やスポット、イベントなどをお客さんに紹介できるようにしたいと思っています。

最近、SNSで池田町周辺の気になるお店をいくつか見つけたので、行ってみました。

★いぐパン(松川村)~宿から車で約12分
小さなパン屋さん。店内には心地よい空間のイートインスペースがあります。毎週変わる「今週のパンごはん」。この日は、葱とじゃがいものスープと、目玉焼きトーストでした。食パンの食感と味わいが忘れられません…♪朝8時から営業していますので、ここへ朝食を食べに行くのもオススメです。


★アルプスタイルカフェ(大町市)~宿から車で約13分
北アルプスを望みながら爽やかに走れる「北アルプスパノラマロード」をゆくと左手に見えてくる、ハンバーガーズカフェ。チーズバーガーは、ジューシーなパテと濃厚チーズとの組み合わせが最高でした。オリジナルブレンドコーヒーとの相性も抜群です!

アルプスタイルカフェさんでは、大町市内にある「どらやきCona」さんの「バタどら」もいただくことができました。どら焼き好きにはたまりません。今度はお店にも行ってみたいです。 

木の伐採が始まりました。

私たちが宿を建てる土地は、建物がなくなってからもう何十年も経つので、杉の木やら竹がわさわさ生えています。

まずはそれらを伐採することが必要で、その作業が始まりました。

どこまで伐採するか、作業をしてくださる方と打ち合わせし、お清めを行います。

ようやく、「民宿山想」の第一歩を踏み出しました。

わくわく、ドキドキです 。

宿に置く本~マカン・マラン~

またまた、宿に置く本の紹介です!

古内一絵さんの「マカン・マラン」シリーズ。

友人に勧められ、図書館で借りて読んだら…はまりました…

運命が変わる夜食カフェ「マカン・マラン」に出会えた人たちは、知らず知らずのうちに、ドラァグクイーンのシャールさんに自分の胸の内を語り出します。

「素顔を見せたくないなら、隠したっていいのよ。」
「忘れないで。あなたも私も、決して一人じゃないのよ。」
「自分のことを”つまらない”とか言っちゃ駄目。」
(本の帯より抜粋)

シャールさんの言葉は、どれも心に刺さります。
そして、体にいいものを作って食べたくなります。

シリーズ3作目「みたび」に書いてあるお話「妬みの苺シロップ」を読んで、初めてジャム(季節的にリンゴジャムですが)を作ってみるという、影響されよう(笑)

装丁も、好きです。

何度でも読みたくなる本は、手元に置いておきたくなります 。

宿に置く本~星の案内人~

宿には、私たちが好きな本を置きたいと思っています。

リビングの薪ストーブの前やテラスで、北アルプスを前にのんびり読書‥なんて過ごし方もできる宿にしたいのです。

というわけで、今後、宿に置く本を紹介していきたいと思います。

今回は、上村五十鈴さんの「星の案内人」。 田舎町にある「小宇宙」というプラネタリウムのじいちゃんと、そこに引き寄せられるように集まってくる人たちのお話です。

私は漫画は読まないのですが、主人から勧められ、この度何十年かぶりに読んでみたら‥

泣けたー‥知らず知らずのうちに涙がじわぁぁぁ〜っと‥

読んだ後は、心がじんわりあたたかくなって星空を見上げたくなります。

ちなみに、宿からは満天の星空や天の川が見られますので、この作品に出会えたのも運命かと‥♪ 

沖縄にいる宿の先輩に会いに。

残りの人生はここで暮らしたい…と思った場所で、宿をやる。

そう思ったきっかけの1つとなった宿が、沖縄の名護にあります。

それが、「すみか」という1日1組だけのお宿。

その夫婦との出会いは、沖縄・阿嘉島のハナムロ・インという定宿で出会った東京の夫婦の紹介…という、これまた不思議な縁で。

出会った当時、お二人は「宿をやりたい」と話していて、すごいな~なんて思いつつ、いいな~…と、うらやましく思っていました。

でもまさか、自分たちも同じ道を歩むことになろうとは、その時はまったく思っておらず。

というわけで、先月、先輩に宿経営について勉強させてもらいに沖縄に行ってきました。

税金のことから予約や宿帳の管理まで、いろいろアドバイスしてもらい、とっても参考になりました。
宿を経営している友人がいるって本当にありがたいこと。感謝、感謝です!

3年前にオープンしたすみかは、宿主夫婦の人柄と同じ雰囲気で、のんびり、リラックスして過ごせる宿。自宅にいるような感じでくつろげます。

美ら海水族館にほど近いところにありますので、沖縄に行った際にはぜひ。

https://sumica-okinawa.jimdofree.com/

ショップカードを作ってみました。

専用の無料サイトがあって、ちゃちゃっと作れて便利〜♪ もちろんプロの方のデザインのようにオシャレではありませんが‥

主人がもうすぐ会社を辞めるので、しっかり営業活動をしてきてもらいます(笑)

ショップカード‥思えば前職ではよく参考にしていたものです。

まさか自分が作ることになるとは‥。 この限られたスペースの中で、ごちゃごちゃ書きすぎずいかに想いを伝えるかが大事なんだとわかっちゃいるけど、難しいです。

椅子選び~ソルンテ~

宿のリビングに置く椅子選びシリーズ!第2弾。

3つめは、池田町のお隣・松川村にあるsolnte(ソルンテ)さんの椅子に決めました。 (ちなみに宿はツイン3室なので、全部で6脚購入予定)

お店のホームページで見たときはこれとは違う椅子がいいなと思って行ったんですが、気づいたら吸い寄せられるように座ってました。

折り畳み椅子の形に似てますが(笑)、座面のコロンとした形と貼ってある布との相性というか、優しい雰囲気が気に入りました。

木は写真と同じウォールナットで、背面と座面の布は、夏山のイメージで真ん中の緑にしました。


北アルプス、モルゲンロート。

北アルプスのモルゲンロート。

これが‥これが見たかった!

夜が明けてだんだんと北アルプスがピンク色に染まっていく様は、感動です。

宿ができたら、ぜひお客さんに早起きして楽しんでほしい景色です。

椅子選び~木楽工房~

リビングに置くテーブルは味のある一枚板。

それに合う椅子はやっぱり、座り心地抜群の、職人さん手づくりの味があるものがいい。

池田町近隣の家具工房を探し、訪れたのは、大町市にある「木楽工房」さん。

森の中にひっそりとたたずむステキな建物の中には、木の温もりが感じられる椅子がところ狭しと展示されていました。

ご主人の椅子に対する愛情があふれる作品ばかりで、とりあえず全てに座ってみます。

座面に使われているのは、大分県国東地方だけで生産されている七島藺(しちとうい)という植物で、沖縄琉球畳の表面に使われているのだそうです。

お尻にあたる感覚が気持ちよく、いつまでも座っていたくなる椅子‥

決めました!

ワタシが気に入った左側の椅子は、山桜の木で。主人が気に入った右側の椅子は、オニグルミで作ってもらうことに。

オーナーさんご夫妻はとてもステキな方で、こちらで作ってもらいたい!と思ったのです。

これって、大きな買い物をする時の我が家の決めごと。

ワタシ達にとってはすごく大事な感覚で、いくらかっこいいオシャレな作品でも、この方にお願いしたい!と思わないと、買うという決断には至りません。

ステキな出会いに感謝です。